リベラルアーツとは日本語で「総合力」とか「一般教養」なんて略されますが、ちょっとピンときませんでした。
リベラルアーツは、生きるための力を身に付けるための手法であり、「こうあるべき」という概念から解放され、自由に生きるための手段を学ぶ学問です。日本語に直訳すると「教養教育」ですが、欧米諸国のリベラルアーツの意味からすると日本語の直訳が適しているとはいえません。
起源は古代ギリシャ・ローマにおいて「自由七科(じゆうしちか)」と言われ、「文法」「弁証」「修辞」「算術」「幾何」「天文」「音楽」の7つを勉強することで人間が自由に生きていくため束縛から開放される素養とされてきました。
単に知識を身につけるためだけでなく、実践的な知性や想像力を養う学問です。
私自身、ずっとリベラルアーツ派だったのですが、日本では特化した専門知識や専門分野をもっている人がもてはやされ、私のような広く浅く、そして何でも屋みたいなゼネラリストはボヤっとしていて役に立たない風潮でした。
自分自身は広く浅くたくさんの領域を知っていて、総合的にいろいろ判断できることが大切だと考えてきたので点と点が結びつき線になり、すべての学問が学んでいてよかったとなることを知っていたので、この歳になってやっとリベラルアーツという学問があることを知り、私はこれをやってきたんだと言えるようになりました。実際、中小零細起業の社長は何でも屋で、いろいろなことを幅広く実践できないとやっていけません。まさに総合額であり、その仕事のスペシャリストでありゼネラリストです。
実際わたしも、金属加工だけではなく、設計も、物理学も、数学も、簿記も、経済学やマーケティングやITなど経営は多岐にわたります。弊社でも、一見、仕事と関係ないようなことを社員に教えています。
しかし、多様性な時代、いろいろな思考や学問を知ることはとても大切だと私は考えます。
私は日本語でリベラルアーツを表現したいと考えています。点と点が先になっていく。
結合しあって力を発揮する。
リベラルアーツ=多様性総合学 =多様性実践総合学
なにかピンとくる言葉を発明したいです。
リベラルとは「Liberal」=自由な、自由主義などと、政治的につかいます。
リベラルは形容詞で政治的な、宗教的な革新という意味だそうです。
自由は
Freedom=権力からの自由
Riberty=自分の内部からくる自由
英語圏では奴隷があったので奴隷ではないことがリバティである。リベラルもこちらから派生した言葉で、まさに奴隷にならないための生きる知識をえることがリベラル、でありアーツは技だったり、芸術や学問のことです。
日本人の自由とちょっと違うんです。
なぜ勉強するのか?それは「自由になるため」
0 件のコメント:
コメントを投稿