宗教家ザラスシュトラを開祖として紀元前6~7世紀に古代ペルシアで成立したとされる宗教。世界三大宗教の源流と言われています。
ゾロアスター教の神官がペルシャの多神教の神々を整理整頓してアフラ・マズダーという神ができました。エジプトも一瞬だけ一神教になった時代がありましたがうまくいきませんでした。
このアフラ・マズダが車メーカーのマツダの社名になっているのです。
またクウィーンのフレディ・マーキュリーもゾロアスター教だったとか。
ヤハウェはもともと中東の一柱。それがユダヤ教で絶対神になり、ユダヤ教→キリスト教→イスラム教となっていきました。
日本人は聖書になじみがないので、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教もすべて同じ神様です。
勉強するまでキリスト教はキリストが神様、イスラム教はアラーが神様でちがうと思っていました。
神様の名前を呼んではいけないことになっているため明確にはよくわからないようです。
まるでハリーポッターのヴォルデモートも名前を読んではいけないあの人みたいですね(笑)ヤハウェ、エホバ、ヤーベ、アラー、アッラーもみんな同じみたいです。
ようは名前を呼んではいけないので主(アドナイ)と呼ぶのだそうです。
それにしても同じ神様を信じている民族が違う宗教で争うのは日本人には信じられないですよね。
宗教と戦争は密接です。一神教が選民思想を生み、多神教を原始的で遅れた民族だと見下しているところがあり領土をひろげることが天命(ディスティニー)であるという原動力のようです。
もともと東ローマ帝国が1096年にイスラム教から聖地エルサレムを奪還するために起こった十字軍。300年も戦いつづけ、正戦はいずれ聖戦となり、結局イスラム教に国を滅ぼされます。
ローマ帝国がAD395年東西に分裂。西ローマは476年にゲルマン人によって滅亡。東ローマはビザンツ帝国と名前をかえましたがオスマン帝国に1453年に滅ぼされました。
すでに分割統治などいつ分裂してもおかしくないほど巨大化したローマ帝国。
0 件のコメント:
コメントを投稿