アメリカの独立宣言は1776年7月4日、国家承認1783年9月3日、南北戦争から南北統一1865年4月9日。建国236年。
1620年にメイフラワー号にイギリスのピューリタン達が新天地を求めて渡ったところからはじまる。この人達をピルグリム・ファーザーズと呼ぶそうです。この人達は「神政国家」を建設するために入植していきました。
神の意志にそっていないとカトリックからプロテスタントになり、イングランドでその信仰でももの足りないと清教徒(ピューリタン)「ばか正直な人」というところまでいってもまだ足りないというカルトぶりだったのかもしれません。
ピューリタンはイギリス国教会から分裂してできた。だからプロテスタント=ピューリタンではない。プロテスタントのルター派でもカルヴァン派でもない。
カルヴァン主義がひとつの側面であるが、反カトリック、イギリス国教会の改革、カルヴァン主義の性質をもっている。
そして今のアメリカはプロテスタントが50%カトリックが25%とほぼほぼキリスト教国家です。
そしてアメリカでは福音派(エバンジェリカルズ)という人たちがひとつの力になっているようです。
福音主義とは19世紀に「自由主義神学」に対抗する形で生まれたそうです。自由主義は聖書の解釈を科学的な味方を採用し、旧約などはあくまで神話でありフィクションだというとらえかたです。聖書に対して批判的な立場をとる主義です。
一方、福音は聖書がすべて正しく、聖書信仰を軸にする主義です。
もともと清教徒が作った国だけあって、ピューリタニズムを求めるところがあるのですね。
アメリカの中西部、地方には保守派が多く、都市部にはリベラルな人が多いのはどこの国も同じですね。そんな中西部の福音派が多い場所をバイブル・ベルトと言うそうです。
福音派は長老派(カルヴァン)、バブテスト派、メソジスト派などほぼすべての宗派に存在しています。
アメリカはキリスト教の影響を今でも政治に受けている国なのです。
宗教改革がおこった背景は
ペスト(天然痘)がはやったヨーロッパで免罪符を買うと救われるということに疑問から宗教革命が起こりました。ドイツでルターがおこし、スイスでカルヴァンが協会改革を行い、プロテスタントができます。
イギリスでは国王ヘンリ8世が離婚して別の女性と結婚したいために、離婚禁止のカトリックを辞めてイギリス国教会をつくりました。その後カトリックとプロテスタントの争いはつづき、絶対王政を守るためにイギリス国教会に方針を統一。
その後、清教徒(ピューリタン)によって1642年の内乱からはじまり王政を倒した清教徒革命が起こる。その後、極端な娯楽禁止などの清教徒主義(ピューリタニズム)をとり市民の反発をうけ王政復古します。
今日は寒かったですが風がなかった分昨日より暖かく感じました。
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