サント=マリー=ド=ラ=メール
「海から来たマリアたち」という意味のこの街には、有名な伝説があるそうです。
キリストの死後、マリア・ヤコブ(イエスの母のマリアに姉妹)、マリア・サロメ(ヤコブ、ヨハネ兄弟の母)マグダラのマリアらが迫害を受けて船に乗って漂着した場所がここだったとか。
なんだかマリアだらけでビックリですが(笑)
映画ダビンチコードでマグダラのマリアがキリストの子を産んでいたとかいう話でしたが、
マグダラのマリアとは、マグダラ出身のマリアという意味の日本の呼び名ですが、フランス語ではマグダラのマリアは「マドレーヌ」と呼ばれます。お菓子のマドレーヌの起源です。
サント・マリー・ド・ラ・メールはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点のひとつです。サンティアゴとは十二使徒のヤコブのスペイン語で1世紀にヤコブの墓が発見されそこに建てた教会がサンティアゴ・デ・コンポステーラです。キリスト教三大巡礼地です。
ゴッホが1888年に35歳でこのすぐ近くアルルに移り住みます。ゴッホの有名な作品はアルル時代に描かれたものが多いそうです。ゴーギャンと共同生活をしていて精神的におかしくなりその2年後に拳銃自殺します。
アルル時代に描いたローヌ川の星月夜は大好きな作品です。
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