世界最古の鉄器文明とされていたヒッタイトよりも1000年も前に人工的な鉄が発見されたそうです。鉄を発見したのはシューメール人でその末裔のハッシュではないかと言われています。
世界の草刈り場メソポタミアではシュメール、アッカド、アッシリア、そしてヒッタイトと勢力図が変わっていきます。
ハットゥシャの遺跡から金銀の装飾品が沢山でて、そこの文字を持たなかったと言われるヒッタイトの文字が掘られていたんという説もあるらしいですが、贋作だとかで世界中に散らばってしまったらしいです。
いにしえではアナトリアと呼ばれ現在のトルコで高度な文明を築いた民族。紀元前3000年ごろから徐々に勢力を拡大し、紀元前17世紀にバビロン第一王朝を滅ぼします。鉄器を使用し馬と戦車を駆使して紀元前14世紀全盛期を迎えエジプト、シリアと対立します。
紀元前1177年ヒッタイトは突如として滅亡します。今の有力説は海の民に滅亡させられたということです。
その後、一部がスキタイになったのではと思われます。
その後中央アジアは騎馬民族が多数誕生していきます。民族は違うのでしょうが、多くの騎馬民族は鉄がないと馬具などつくれず、遊牧と交易を主流に生活していたようです。
スキタイがモンゴルにいって匈奴となり、北ヨーロッパに行ってフン族になったのではないかと思われます。
中央アジアのなんとかスタンという国はみんな騎馬民族国家のなごりなのではないかと思われます。
遊牧民族の祖はイラン系とトルコ系になるそうで、そこからモンゴルへ流れていったというのが有力です。
モンゴルでは匈奴、鮮卑(せんぴ)、柔然(じゅぜん)、突厥(とっけつ)と遊牧民が支配します。
ヒッタイトについて、「天は赤い河のほとり」や「王家の紋章」などの漫画でもよくわかるようなので読んでみたいです。
5世紀頃に韃靼(だったん)と呼ばれるタタール人が日本に製鉄技術を伝えた可能性が高いということです。タタールが「たたら」になった可能性が高いをそうです。
鉄と馬と農耕と鉄器は本当に人類史を変えたすごい発見ですね。
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