7/12「にんげん」と「じんかん」と人間塞翁が馬

人間万事塞翁が馬（にんげんばんじさいおうがうま）

よく聞きますが、青天の霹靂と同じぐらい、言葉から意味が伝わってきません。

ここで言う「にんげん」は「じんかん」といって世間のことを指すそうです。

故事を知るとなるほどという話です。

ようは人生、幸不幸も何がきっかけでなるか予測できないという感じの意味です。

 中国の国境に住んでいる老人の馬が逃げて国境の先に逃げてしまって若者が同乗すると「これが幸福になるかもしれないよ」と言いました。

そしたら数日後、逃げた馬がたくさんの良馬を引き連れて戻ってきて、若者がはしゃいでいると老人は「このことが不幸の原因になるかもよ」と。

その馬で老人の息子が落馬して足の骨を折れてしまった。

それか近くの要塞に敵国から攻められ若者たちが沢山戦死したが老人の息子は骨折していたので出陣しなくてよかったという話。

災い転じて福となす的な話です。

似たようなことわざって沢山ありますよね。

怪我の功名なんかもおなじですよね。