自由七科(文法、修辞、弁証法、算術、幾何、天文、音楽)
この7科が、「奴隷」でない自由人として生きていくために必要な素養とされたからだという。
「自由7科」は、
「3学」 (トリウィウム) と「4科」 (クワードリウィウム) の2つから成っている。「3学」は、主に言語にかかわる3科目のことで、「文法」(Grammar)、「修辞学」(Rhetoric)、「弁証法(論理学)」(Logic)。「4科」は数学にかかわる4科目で、「算術」(Arithmetic)、「幾何」(Geometry)、「天文」(Astronomy)、「音楽」 (Music)である。
ローマ時代には、この「自由7科」の上に「哲学」(Philosophy)があり、さらにその上に「神学」(Theology)があるという学問体系になっていたという。その後、中世のヨーロッパで大学が誕生した際、この「自由7科」は、学問の科目として公式に定められ、その伝統を今もアメリカのリベラルアーツカレッジは守っているというわけだ。
・しゅうじ【修辞】言葉を有効に使って、うまく美しく表現すること。レトリック
・べん‐しょう【弁証/×辯証/×辨証】[名](スル)弁論によって証明すること。また、是非・善悪を弁別して証明すること。
レトリックとは、説得力や話術など文章作成する技術のことだそうです。アリストテレスによって体系化されたんだとか。
3つの要素があり、
ロゴス : 論理的な説明
パトス : 感情への訴え
エトス : 話し手の信頼性
これらを組み合わせて説得力のある文章を作成する。
広告、政治、スピーチで活用されるそうです。
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