せっかちな私は「急ぐべからず」ということを念頭に、「不自由を常と思えば不足なし、心に望み怒らば困窮したるときを思い出すべし」本当になかなか質素倹約できません(涙)
「勝つことばかり知りて負くること知らざれば害その身に至る」へんなプライドが威張った態度を取ったりしてしまっていることがあり反省です。
この最後の部分がとっても深いんです。「及ばざるは過ぎたるより勝れり」は、論語の「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」を改良したものだそうです。
論語は「なんでもやりすぎは足りないと同じぐらいよくない」といった意味ですが、家康は「足りないことは、やりすぎより優れている」といった意味に改良しています。「足りない」といことが優れているという倹約こそが素晴らしいというのは家康らしいです。
家康が、歴史上人物で不人気なのは有名ですが、私は好きです。歴史好きな私は英雄と言われる人気ものよりも、実際に成果をだした人を尊敬します。
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