伊豆の踊り子と雪国と温泉まんじゅう

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい速さでふもとから私を追って来た。」伊豆の踊り子の書き出し。川端康成は天才だなと本当に思います。雪国の「トンネルを抜けたらそこは雪国だった。」にひけを取らない目に情景が浮かんでしまいます。

　先日熱海に行ってお土産に買ったお菓子「伊豆の踊り子」の箱の中にあった栞。なんとなく伊豆の踊り子を読みたくなりました。

小学校か中学校の教科書に載っていたような記憶があります。

ビジネス書ばかり読んでいて少し余裕をもって文学を楽しみたいものです。

温泉饅頭が好きでお土産といいつつ自分でも食べたかったからです。黒と白があり食べ比べてみると味が微妙に違っていました。

さすが金賞です。