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長野市, 長野県, Japan
男三兄弟の真ん中。子供3姫。趣味:いい言葉収集。仕事:長野市でステンレス、鉄でいろいろ作ってる㈱エクセルの社長。

日曜日, 3月 06, 2022

3/6 野間半島とニニギとコノハナサクヤヒメ

出発まで少し時間があったので城山ホテルから城山公園へ行きました。桜島がとってもきれいでした。
そこから日向神話のガイドを受けました。南さつまの手前あたりでコノハナサクヤ姫の銅像がある道の駅によりました。背後に金峯山という女性の顔がねそべったような山がありそこに姫はいたようです。


このあたりは畑がひろがっていて特徴的な山の野間岳が見えます。


そこから野間半島の笠沙美術館へ。目の前に沖秋目島(おきあきめ)が見えて、高い山道から壮大な海が見えます。

美術館の真下あたりの黒瀬海岸、別名神渡海岸というところに日向神話ではニニギの尊が高千穂から船で渡ってきたそうです。
海がとてもきれいなところです。またこの近くにも鑑真が渡ってきたところがあるそうです。昔は鹿児島の野間岳や開聞岳を目印にやってきたそうです。

そこから少し山の方へ行った所にニニギが笠沙宮というところに住んでいたようです。
地元では祟りがあると恐れられて行政も観光として力をいれなかったようです。

野間半島の表と裏では海の色が違いいろいろな顔を見せてくれます。

笠沙で3人の子供を産み大きくなったので違う場所に移ったそうです。それが舞敷野という場所に宮殿をつくったそうです。日本発祥の地という碑ががあります。

行政的にも宮崎なのか鹿児島なのか文献が残ってないのでどちらが本当なのかわからないので動かず町のひとたちで管理して守っているそうです。
またそこから移り住んで、現在の竹屋神社というところへ宮殿を建てたそうです。

ここはパワースポットでも有名なんだそうで願いが叶うそうです。
今回はかなりマニアックな話を聞けて、古事記と日向神話との話が土地土地に息づいていて面白かったです。ニニギとコノハナサクヤ姫がこの地で子を産み、海幸彦、山幸彦の話などとても面白いです。
ただ、文献がないので歴史的に証明するのは非常に難しい分野ですが、研究が進み、もっと一般的になったら嬉しいです。
ただ、わからないからミステリーであり面白く神話は神話のままがいいのかもしれません。

鹿児島空港から羽田へ向かいました。どこの県もすばらしいですが鹿児島は本当に見きれないぐらい面白い場所です。また機会をつくって来たいです。

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