電子書籍か紙の書籍か悩むときがあります。良書はやはり紙で読みたい。
けれど読んでみなければ良書かわからない。キンドルで買ってよかったらまた紙で買うのか。調べてみると紙の本のほうが理解力はあがるようです。私もなんとなくそう感じていて、オールドタイプなのかと思っていました人間であればそうなのだとほっとしました。
アフターデジタルという本を買いました。
私たち日本人はデジタルトランスフォーメーションをしたいが何をしたいかわからない。
なぜなら我々日本人は「デジタルが完全に浸透した世界をイメージできていない」からなのだ。
日本のデジタル化はオフラインを軸にオンライン活用している。しかし、デジタル先進国と言われる米国中国エストニアなどの北欧ではオンラインとオフラインの主従関係が逆転している。
モバイルペイメントが広がりIoTによりセンサーなどにより購買行動などあらゆる行動がオンラインデータ化する。
つまりオフラインが存在しなくなるのである。
このことから企業間の競争原理はいかに顧客接点データをもってエクスペリエンス(体験)をつくり、それを活かし自社サービスへの顧客吸着度を高めるかに変わってきているのである。
競争原理が変われば産業構造をも変えてしまう。これまではメーカー主導でバリューチェーンの上流が偉く、顧客接点側はヒエラルキーの低い位置であった。
これからはいかに顧客接点を多く持っているプラットフォームが偉くなり、モノを作っているメーカーは商品をただ作っている下請けになる。
オフラインがデジタル世界に包含される。デジタル先進国ではすで実証されている。
日本が世界に追いつき追い越すには「データxエクスペリエンス」で切り口を考え、新たな視野で考えることが大事であるということです。
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