昨日は100名城スタンプをゲットしに白河小峰城へ。

福島の新白河駅から白河駅へ。新幹線が遅延して乗り継ぎ1分間に合わず、次が1時間後になるのでタクシーで向かいました。
タクシーの運転手さんがとてもおしゃべりでお城についていろいろ説明してくれました。
先日、今やっている大河ドラマ「 べらぼう」の撮影に来たみたいです。
時代的に松平定信が藩主だったのでそれで撮影にきたのだと思います。
松平定信は寛政の改革をした老中ですね。吉宗の孫で田安徳川家です。
吉宗の子、家重、家治の時代は田沼時代です。以前このあたりも詳しく書きました。
https://yoshihiro822.blogspot.com/2022/12/1227.html
徳川家治の子が亡くなってしまい、お世継ぎ問題が起こります。
そこで御三家ではなく御三卿があります。
吉宗の子が田安家と一橋家です。家重の子が清水家です。田安家と一橋家は同格で次期将軍は松平定信だったのですが一橋治済によって白河藩に養子に出されてしまいます。
そして自分の息子を将軍にしました。これが徳川家斉です。在位50年、子どもが53人いた遊将軍です。
松平定信は、その後いろいろあって寛政の改革を行いましたが失脚し、一橋家の力が強くなっていき幕末へと向かっていきます。歴史はつながりを知ると本当に面白いです。
白河小峰城は、南北朝時代に白河結城氏によって築城され、現在のような城郭には丹羽長秀の息子丹羽長重が
7家21代のち戊辰戦争で白河口の戦いで落城し城郭も破壊されたそうです。
白河小峰城は全国初の復元天守です。復元された多くのお城は復興天守といってコンクリートで作られた、中に入るとビルみたいなところが多いです。

「現存12天守」、「復元天守」、「復興天守」、「模擬天守」に別れます。
江戸時代の資料を元に当時のまま復元天守なので、お城特有の急階段ですし、木造で梁がむき出しの天守でした。
正確にいうと天守ではなく三重櫓あつかいなのですが武家諸法度以降に作られたお城は築城禁止だったので、櫓になっていますが、見た目や構造的には天守です。
東日本大震災で石垣が崩れてしまったようで復元中でした。
途中のお土産売り場に100名城スタンプがありました。
綾瀬はるか主演の「八重の桜」で有名な八重スペンサーがありました。
京都の哲学の道の入口に、八重と新島襄のお墓があります。

戊辰戦争で会津戦争と京都がつながるのも不思議です。
先日、同志社大学卒の方がうちに面接に来て、なんとなく思い出しました。
お城のすぐとなりが白河駅です。
地下道を抜けて城の反対にでると駅です。
レンガ造りのモダンな駅です。
ただ、乗り継ぎが悪く、1時間に一本しか電車がありません。
無人ではないのですが、改札は通り放題です。
1時間も待たなくてはいけませんでした。
こんな時間もまたいいものです。
田舎は本当に時間をよく知らばないと大変なことになります。都会では考えられません。
新白河も新幹線があまり止まらない駅で、びゅんびゅん通り過ぎていきます。
めっちゃ早いです。迫力があります。見るにはいいですね!
やっと止まるやまびこがきて帰りました。