奈良時代は西暦710年~794年
(710)なんと見事な平城京から(794)なくよウグイス平安京までです。
天皇の覚えかたでも元明天皇が平城京、桓武天皇が平安京です。
飛鳥奈良平安は天皇を覚えると時代背景も見えてます。
29代、欽明天皇あたりから56代、清和天皇ぐらいまで覚えると分かりやすいし面白い!
お教のように唱えて覚えるしかないかも(笑)
キンメイ、ビダツ、ヨウメイ、スシュン、スイコ、ジョメイ、コウギョク、コウトク、サイメイ、テンジ、コウブン、テンム、ジドウ、モンム、ゲンメイ、ゲンショウ、ショウム、コウケン、ジュンニン、ショウトク、コウニン、カンム、ヘイゼイ、サガ、ジュンナ、ニンミョウ、モントク、セイワ
遷都が多いのでよくわからなくなります。
飛鳥から難波行って飛鳥戻って大津行って飛鳥戻ってからの奈良みたいな。
天智天皇から天武、持統天皇、元明天皇、聖武天皇、桓武天皇が遷都します。本当に飛鳥、奈良時代はせんとくんです。
近衛大津宮(このえおおつのみや)→飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)→藤原京→平城京→恭仁京(くにきょう)→難波京(なにわきょう)→紫香楽京(しがらききょう)→長岡京→平安京
持統天皇は日本古代史上最強の天皇といわれています。
天武天皇のあとを継ぎ日本の形をつくった。天武天皇に壬申の乱を影で操っていたという説もあるそうです。
天武天皇が稗田阿礼(ひえだのあれい)に読み習わせ、太安万侶(おおのやすまろ)が筆録して古事記、日本書紀の編纂を開始したり、伊勢神宮の式年遷宮をしたり、大君(おおきみ)から天皇と名乗ったりとこの天武・持統天皇時代からです。
伊勢神宮は10代崇神天皇の娘の倭姫命がつくったとううことらしい。
欠史八代は実在しなかったとして、10代崇神天皇からという説や、15代応神天皇、21代雄略天皇だという説などあります。
26代継体天皇は実在したということは異論はないようです。
話は戻りますが、
後に文武天皇がつくる701年大宝律令につながる日本の律令制を形作る飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)の編纂を命じます。そして戸籍をつくって税金を取り出します。
大津宮から飛鳥宮から藤原京に遷都します。宮から都になるぐらい大きくしたのです。
またそれまで皇位継承で争いが絶えなかったため皇位継承のルールを決めたそうです。さらに702年30年ぶりに遣唐使を復活させ、倭国ではなく「日の本」であると中国に認めさせました。日本誕生です。
700年から8世紀。710年から奈良時代。奈良時代の前のお話なんですね。天智天皇が大津で、天武、持統、文武天皇が橿原で飛鳥時代なんです。元明天皇から奈良なんです。
女帝は10代8方います。みな中継ぎですがすごい女帝ばかりです。
推古天皇、皇極天皇=斉明天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙天皇=称徳天皇、明正天皇、後桜町天皇
重祚(ちょうそ)とは退位した君主が再び践祚(せんそ)とは天使の位を受け継ぐこと。
重祚した天皇は皇極天皇(斉明天皇)と孝謙天皇(称徳天皇)
重祚したのはどちらも女性天皇なんですね。
皇極天皇は中大兄皇子(天智天皇)大海人皇子(天武天皇)の母です。
孝謙天皇は聖武天皇の子です。聖武天皇は我が子を弔うために大仏つくっちゃった人です。